Grafanaをサブディレクトリで運用する
Grafanaをアップデートしたら設定ファイルが上書きされました。
というわけでサブディレクトリでの運用方法です。
/grafana
というサブディレクトリでアクセスすることを想定しています。
環境
設定
設定方法は以下の2つを参考にしました
Grafana in a subdirectory | Wiretime - Michael Pohl
Grafana
/etc/grafana/grafana.ini
のroot_url
を編集
root_url = http://localhost:3000/grafana/
nginx
- serverセクションに以下を追加
location /grafana/ { proxy_pass http://127.0.0.1:3000/; proxy_set_header Host $host; proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr; proxy_set_header X-Forwarded-Host $host; proxy_set_header X-Forwarded-Server $host; proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for; }
設定の反映
- Grafanaとnginxを再起動します。
# systemctl restart grafana-server # systemctl restart nginx
設定がうまくいっていれば example.com/grafana のようなURLでアクセスできるようになります。
設定に失敗すると、{{alert.title}}
のように表示されます。
Grafanaやnginxの設定で、最後の/
が抜けているとうまくリバースプロキシが働かないので注意が必要です。
ぼくがかんがえたさいきょうのMattermost実行環境
※ただしDockerは除く
公式のアップグレードの方法だとconfig.json
やdata
ディレクトリのコピー等が発生していろいろと面倒なので、アップグレードを簡単にするためディレクトリ構成を考えてみました。
ディレクトリ構成
/usr/local/ │ ├─ mattermost (最新のシンボリックリンク) │ │ └── config │ │ └─── config.json (/etc/mattermost/config.jsonのシンボリックリンク) │ ├── mattermost-3.9.0 │ └── mattermost-3.8.0 /etc/mattermost ├── config.json └── data
- バージョンが簡単に切り替えられるよう、
mattermost
本体はシンボリックリンクで最新を向くようにする config.json
、data
ディレクトリはバージョンが変わっても使い続けるので、/etc/mattermost
に退避config.json
の"Directory"
は"/etc/mattermost/data/"
と指定する
アップデートスクリプト
(非公式) GitKrakenを日本語化してみた
成果物
適用方法
以下のREADME-ja.mdにも書きましたが、パッチの適用は自己責任でお願いします
GitKrakenの動作がおかしくなったり、起動しなくなったりしても責任は負いません
動作がおかしくなった場合に備え、バックアップを必ず取ってください
SubGitでGitLabにSubversionの歴史を持ってくる
基本的には以下のドキュメントを読んで実行すればOK
importの場合もmirrorのドキュメントの方法を取ればbranchesなどの設定ができます。
(その場合は最後にuninstallの実行が必要)
GitとSubversionを同期してくれるSubGitを全力で推したい
会社のバージョン管理ツールをSubversonからGitへと緩やかに移行中です。
会社から求められていたのは、
- 今までの歴史はすべて引き継ぐ
- Git移行後もSubversionと同期を取ること(徐々にGitに慣れてもらうため)
の2つでした。
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